以前、いきつけの酒販店でこんな会話をしました。
私 「最近は若い杜氏さんでもいいお酒を造るけど、
名杜氏と言われている人はやはり違うんですかね?」
酒屋「数年前、冷夏で米質が極端に脆かった年でも、○○杜氏は立派なお酒に仕上げはった。」
私 「ほ~。なるほど。」
酒屋 「これは、一例やけどね。失敗しないことが杜氏にとってはとても大事なことやねん」
この話は今でも印象に深く残っています。
なので、生産地や流通の事情があるだろうから
多少、生豆の品質が落ちても、
「こんな豆使い物にならん」で終わってしまうのではなく、
なるべくハンドピックと焙煎などで、調整しながら使いこなしていきたいと思ってます。
でも、
コーヒーの場合、
生豆の品質の差は大きい。
新たに発注した
グァテマラの豆がいい状態で入ってきました。
今朝、焙煎しましたが、美味しいです。
前回までの豆も良かったんですが、
今回の豆のほうが、
僕がイメージする高地産
グァテマラ・コーヒーのふくよかな風味があります。
いつも
グァテマラを贔屓にしているお客様には、
是非とも飲んでいただきたいです。