カテゴリ:日本酒( 38 )

日本酒の奥深さ

日本酒にもいろんなタイプがあり、その多様性を楽しんでおりますが、
僕が最も好きなのは「固い」造りのお酒です。

この手のお酒はひと夏寝かせても、まだまだ渋く、味も閉じこもっており、
美味しいとは言えない。
しかしながら、2年、3年寝かすことで味が乗り、、、
いや、まだ乗り切らない。
さらに開栓して、1~2週間放置することで、いよいよ味が乗って、抜群に旨くなります。
このタイミングでぬる目に燗して飲む酒が最も好きです。

渋みが消えて、スベリが良くなり、口にすいすい進む。
穏やかな酸が効いて、食が進む。
何よりもしっかり発酵された力強さがあるので、
べたつきがなく、後口に切れがあって、尚且つ余韻もある。

鷹勇の前々杜氏である故・坂本俊さんの時代の山廃純米酒(5年熟成品)などは
その美味しさに感動したことを今でも覚えています。



このお酒も毎年この時期に購入しています。
福岡県の独楽蔵・無農薬山田錦純米酒・ふた夏越のひやおろし

f0215709_19155624.jpgf0215709_19161128.jpg


この酒もふた夏越とはいえ、固い。
開栓後3週間ほど経って、ようやく味が乗ってきました。
それでも、ひや(常温)で飲むと、まだまだ固い。
ぬる燗にすると、やわらなな甘みと酸が調和して、美味しいです。
後口に苦味があるのですが、このような場合は、秋刀魚の塩焼きと合わせれば、
相乗的に美味しくなります。

昨年のほうが(3年前の造りのほうが)、美味しかったかも。。


日本酒の場合、なんでもかんでも抜栓したてが美味しい訳ではないようです。
経験を積めば、熟成に向いてる酒や、2~3週間放置したほうが美味しくなりそうな酒が
どのようなものか分かってくると思います。
[PR]
by lisarb_coffee | 2014-11-16 18:00 | 日本酒 | Comments(0)

少し涼しくなってきましたね

朝晩は少しずつ秋らしい気候になってきまたね。

今週のようにカラッと晴れると、
排気がきれいに抜けて、焙煎していても気持ちいいです。






夜は夜で、燗酒が楽しみになります。

一時嵌った酒のツマミの紹介。
割り干し大根を水で戻してから、軽く絞り、胡麻油でサッと炒めます。
醤油と砂糖で味付けして、煎り胡麻を振るだけです。

普段はひじきやきくらげを加えることが多いですが、
残念ながら在庫を切らしていたので、今回は干しシイタケを加えました。
割り干し大根のコリッとした食感と乾物の旨味を楽しめます。
鳥取の銘酒・鷹勇のぬる燗との相性がすこぶる良いです◎

f0215709_12365982.jpg
[PR]
by lisarb_coffee | 2014-09-09 13:21 | 日本酒 | Comments(0)

純米大吟醸で晩酌

昨日は、チダイが安く売っていたので、煮付けにしてみました。

エラと内臓をとって、酒&醤油&コブだしでさっと炊いて、
後は保温調理。
結構、美味しく仕上がりました。
f0215709_1727924.jpg



合わせたお酒は「千代むすび 純米大吟醸・斗瓶囲いしずく酒」。

水木しげるさんで有名な鳥取県の境港のお酒ですね。
JAL(ANAだったかも?)のファーストクラスで提供されているお酒とのこと。
圧をかけずに、重力のみでポタポタ落ちた滴を斗瓶にとって瓶燗したものなので、
かなり限定的なお酒でしょうね。
f0215709_16374934.jpg


購入時は「まだ固いよ」とアドバイスされたので、4か月ほど熟成させました。
そのせいか開封直後でも、思ったより味のある大吟醸でしたね。


日本酒を知るうえで、このようなフラッグシップ的なお酒と
じっくり一升瓶で向き合うのも必要でしょう。
外飲み(店飲み)でグラス一杯飲むのとは違う一面が見えるからね。

封開けして、半分弱は4合瓶に詰め替えて冷蔵庫で置いて、
残りは常温で置くことにしました。
1~2週間かけて、どのような変化があるか楽しみです。
[PR]
by lisarb_coffee | 2014-05-30 18:55 | 日本酒 | Comments(0)

純米古酒の楽しみ

純米酒の古酒ほど美味い酒はない。

正確に言うと、
フルーティな吟醸酒、旨味たっぷりの無濾過生原酒、シュワシュワの活性濁りなども美味しいし、
または大衆酒場で飲む灘・伏見の燗酒もそれはそれで美味しかったりするけど、
「固い」作りの純米酒をしっかり熟成させて、それを燗酒にして楽しむほどには
私を感動させてくれない。

※ちなみに古酒の(熟成期間などの)定義ははっきりしていません。

そのようなお酒は抜栓したばかりでは、まだまだ味が乗ってないけど、
開封後2週間ほどで抜群に美味しくなる。
経験を積むと、「あ、この酒は固いな~」→「1週間は放置しましょう」と分かってきます。

そして、
そのようなお酒に出会うと、もう一本買っておき
自宅のPケースで自家熟成させて、
1~2年後に開けるて、古酒にして楽しむというのが、
私のささやかな(?)趣味です。

外飲みで色んな銘柄を飲んでみました、
という楽しみ方ではなかなか分かりづらいでしょう。
一升瓶で購入して、じっくり酒と向き合って味わう
という楽しみ方じゃないと分かりづらいでしょうか。


佐賀県
肥前蔵心 きもと純米
麹米:山田錦 掛米:雄町
精米歩合:60%
酒母:生酛
醸造年度:23BY 古酒というにはまだ若いですが。

2012年(H24年)2月に購入して、一本はすぐに開けて、
もう一本を自宅で2年間放置して、この度開けました。

肌理が細かく、奥行きがあり、しっかり発酵させた力強さ。
この23BYの造りは生酛の良さが味わえる秀逸な出来でした。

f0215709_17432967.jpg










































[PR]
by lisarb_coffee | 2014-04-18 19:20 | 日本酒 | Comments(2)

久しぶりのパーティー

いつもお世話になっている福喜多さんの日本酒会に参加してきました。


最初のツマミ。馬刺し、豚刺し、参加者Nさんの手作り牡蠣の燻製など。
f0215709_17382133.jpg


またもNさん差し入れのベルギービールで乾杯したのち、
こんどは参加者Sさんから郷の誉・純米吟醸でスタート。これぞ純吟という酒ッス。
f0215709_17395623.jpg


燗は石鎚から。
f0215709_17402652.jpg
f0215709_17404047.jpg


白鴻、奥播磨、日置桜の濁りと続きます。もちろん燗で。
f0215709_17444775.jpgf0215709_17445691.jpg


ここでI夫妻の差し入れ。台湾の最高級からすみ。(滅茶苦茶美味い!)
f0215709_17472631.jpg


I夫妻はさらに七本槍も差し入れいただき、
タイミングよくUさんが富田酒造のテレビ放送を録画したDVDを持参されたので、
皆で鑑賞しながら、七本槍をいただく。
f0215709_18465745.jpgf0215709_17532579.jpg


私もチーズの吟醸酒粕を差し入れたが、なかなか好評だったと思います。(ほっ)


ワイナリーが作ったという日本酒を冷酒で飲んで、ひと休憩。
f0215709_17534571.jpg


最後は古酒を燗で。
天宝一・伝家の美禄と川亀。
f0215709_1891416.jpgf0215709_1892350.jpg



翌日は営業日だったので、参加前にユンケルを飲んで、
チェイサーを小まめに摂り、お酒もややセーブしました。


「次の日の事を考えながら酒を飲んでも楽しめるか!」
「後先考えずに飲むのが男だ!」

とおっしゃる立派な酒豪もおられますが、

いえいえ、

この夜はいい酒、いい肴、いいメンバーの三拍子が揃い、

心の底から楽しかったです。
[PR]
by lisarb_coffee | 2014-02-25 18:47 | 日本酒 | Comments(0)

酒器を楽しむ。其の2

先週、気分転換に出かけた四天王寺の蚤の市で
上物の酒器をGet。

本錫の蓋付き徳利(ちろり?)と、新古品のぐい呑み2個で計4000円で入手。

錫のちろりは道具屋筋で1万円くらいで売っていたので、
かなりお買い得な買い物でした。

錫は熱伝導性に優れるので、燗もスグに仕上がります。
錫のぐい呑みも焼き物のものとは違い、重みがあって独特の存在感があります。


早速、独楽蔵(福岡)特別純米・無農薬山田錦六十を燗酒で楽しみました。



f0215709_1875687.jpg


今週の金曜日は第一金曜日なので、お休みです。
お間違いなく。 

[PR]
by lisarb_coffee | 2013-02-25 19:05 | 日本酒 | Comments(0)

酒器を楽しむ。

晩酌では酒器も楽しんでいます。

お猪口はかさ張らないので、旅先や蚤の市でちょくちょく集めています。
(特に大きな荷物を積めないオートバイツーリング時の思い出品に最適です。)

厚手のぐい呑みよりも、薄手のお猪口が好きです。
口当たりの良いから。

能登半島で購入。
能登杜氏の酒ありがちな、濃厚な酒を飲む時に使うことが多いです。
f0215709_13555898.jpg



出石で購入。
一般の利き猪口より薄手で品があります。ひや酒でも使うこともあります。
f0215709_13542555.jpg




備前で購入。
もっとも使用頻度が高い。酒が染み込んで(?)色合いが変わっています。
f0215709_13533272.jpg



山形の山寺で購入。
もっともお気に入り。もみじ模様が美しい。
f0215709_13562470.jpg


頂き物。
青備前。ひやでも燗でも使用。
f0215709_13564990.jpg


宇陀の久保本家酒造で購入。
上原浩先生の「酒は純米。燗ならなお良し」の名言入り。
f0215709_13553755.jpg


京都の蚤の市で購入。
萩焼だったように記憶しています。生酛・山廃系でよく使います。
f0215709_13551839.jpg


近江で購入。
底部が小さく安定性に欠けるのが難点ですが、持ち手によく馴染みます。
f0215709_135524.jpg


頂き物。
(極々たまにですが)大吟を飲む時はこれを使います。
f0215709_1354245.jpg


高槻警察前の松美堂で購入。
かなり古いものだが修繕痕があるので、格安で購入。藍と白のコントラストがお気に入り。
f0215709_13523844.jpg



ただ単に美味しいお酒を飲むだけじゃつまらない。
日本酒の文化も楽しみたい。
旅先、購入した時の思い出が詰まった酒器で飲むのも一興です。




珈琲の場合は、いつも同じカップで飲んでます063.gif
[PR]
by lisarb_coffee | 2013-02-15 19:03 | 日本酒 | Comments(2)

福喜多さんの日本酒会「古酒大会」に参加

昨日は地酒居酒屋の福喜多さんの日本酒会に参加しました。

ずばり古酒大会。

覚えているだけですが、こないなお酒を飲み比べました。
竹鶴・純米原酒・雄町 16BY(プライベート熟成)
鷹勇・山廃純米 18BY(プライベート熟成)
天野酒・本生タイプ(プライベート熟成)
雪中梅・純米 (プライベート熟成)
日置桜・強力 
杜の蔵・須須許里(古酒)
菊姫・山廃純米(古酒) 12BY
秋鹿・奥鹿・三年熟成 

その他、王禄の活性にごりや参加者持込のドイツワイン(10~20年もの)数種類。

参加者が自宅で熟成させたお酒を持ち込んだこともあり、
かなり有意義、且つ楽しい飲み会でした。 

今回は一癖二癖ある凝り性な方々(←僕もその一人?)が参加されて、
これまでよりマニアックな指向になってました。

古酒はひや、ぬる燗、飛び切り燗、燗冷ましと温度帯を変えて飲み比べ。
あーだこーだと批評しながらワイワイ楽しんでいました。
・・・かつては「ひと通り、燗つけてみましょ」でしたが、
  一部の偏狭者(?)により、最近では「ひと通り、煮切ってみましょ」に変わってきました・・・


「グルメする」ということは単に美味しいものを求めるだけでなく、
食べ比べ・飲み比べすることもあるでしょう。
優劣を付けるのではなく、違いを楽しむということで。
そこに多少の知識があれば、尚、楽しいかなと思う。


高槻で自家焙煎の珈琲屋を始めて、もうすぐ3年になります。
「ホットひとつ」
「いつもの」
などのご注文もありますが、一方では
「深煎りのケニアと中深煎りのコロンビアを100gずつね。」
「今日はあっさりしたドミニカで。」
「2杯目は酸味のあるエルサルバドル・パカマラにしよう。」
などと味わいの違いを楽しまれる方も増えてきました。

焙煎度合の違い、産地の違いなどを楽しむのも珈琲の楽しみのひとつです。
高級ワインなどとは違って、手頃な値段で「グルメできる」のが珈琲と思います。
珈琲が好きになったならば、様々な珈琲を楽しんでみてはいかがでしょうか。。

 
[PR]
by lisarb_coffee | 2013-01-14 18:30 | 日本酒 | Comments(0)

今年を振り返って。

定休日に年越し用の(?)晩酌酒を仕入れに八尾の三井酒店まで行ってきました。



仕事を終えて、家で一杯するのが心地良いんです。
今年もよく飲みました。

珈琲も日本酒も数を飲んで分かることもあります。
宣伝文句やスペック、雑誌に掲載されたなどの情報を鵜呑みにせずに、
(安くて)いい日本酒を飲み続けています。


今年購入した日本酒をちょっと整理してみました。


杜の蔵 一の矢 採れたて純米吟醸うす濁り 「フレッシュ&フルーティ。」
肥前蔵心 生酛純米  (自宅熟成実験中)
常きげん 山廃純米無ろ過生原酒   「農口杜氏は引退しましたが。」
鷹勇 純米濁り生  「美味過ぎ!安過ぎ!」

東一 純米 山田錦  「正統派の安心感。」
鯉川 純米吟醸生 美山錦中取り  「ワイングラスで楽しみたい。」
早瀬浦 浦底 純米吟醸澱引き本生  「なるほど、澱が利いてます。」
羽前白梅 穂の香 純米  「奥ゆかしい。ぬる燗は抜群。」

鷹勇 特別純米 21BY  「私の定番酒。21BYは前の杜氏さん」
玉川 にごり純米 火入れ  「夏にロックで飲みました。」
開運 特別純米酒  「やはり開運は安定感あります。」
肥前蔵心 恵比須ラベル 純米吟醸  「今後の期待度No.1の蔵。」 

杜の蔵 独楽蔵 無農薬山田錦60特別純米  「燗でも、ひやでも。リーズナブルさも◎」 
鯉川 大吟醸 金賞受賞酒  (見飲 年末に福喜多で楽しむ予定。)
英勲 猫ラベル 特別純米 生詰め  「酸味のバランズが抜群。冷やして。」
肥前蔵心 恵比須ラベル 純米吟醸  「また買っちゃいました。」

都美人 山廃純米 山田錦  「20BYもの 農口杜氏に山廃を師事したのも頷けます。」 
鷹勇 純米濁り火入れ  「火入れバーションは燗で美味い。」
朝日川 純米吟醸 亀の尾 無ろ過原酒  「開封10日後くらいで化けます。」
繁桝 特別純米 雄町  「思わず杯が進みます」

都美人 山廃純米 五百万石  「20BYもの 山田錦版より熟成が進んでいます。」
鷹勇 特別純米 22BY  「22BYから新しい杜氏さん。美味いっ!」
鷹勇 辛口純米酒 22BY  「辛いだけじゃない。美味過ぎ!!!」
不老泉 山廃純米酒 3年熟成 15度  「力強い。ひやでは微妙な渋みが、燗にすると「滑り」ます。」

(今回買った酒)
玉川 やんわり山廃純米 12度  「コテコテ蔵の低アル酒が面白そうだから」 
花垣 膳々 純米  「定番酒だから」 
花垣 純米にごり  「コストパフォーマンス◎なので」   
末廣 伝承山廃純米酒  「コストパフォーマンス◎なので」 
鷹勇 鷹匠 純米山田錦   「これもコストパフォーマンス◎なので」
鷹勇 純米吟醸 なかだれ原酒   「たまには上級酒も飲まないと」
伊根満開 赤米酒  「たまには冒険しないと」
三井の寿 Neve 冬純米活性にごり  「たまにはシュワシュワ飲まないと」
 
 




翌朝の珈琲タイムを楽しむ為に、程々で晩酌を切り上げるのが良い飲み方です。






年末年始は休まずに営業します。
12月27日(木) 定休日
12月28日(金) 通常営業 10:30~19:00
12月29日(土) 通常営業 10:30~19:00
12月30日(日) 通常営業 10:30~19:00
12月31日(月) 短縮営業 10:30~17:30 
1月1日(火)   短縮営業 10:30~17:30
1月2日(水)   短縮営業 10:30~17:30
1月3日(木)   短縮営業 10:30~17:30
1月4日(金)   通常営業 10:30~19:00
1月5日(土)   通常営業 10:30~19:00
1月6日(日)   通常営業 10:30~19:00
1月7日(月)から11日(金)まで冬季休業させていただきます。 

[PR]
by lisarb_coffee | 2012-12-15 19:44 | 日本酒 | Comments(0)

福喜多で一杯

日本酒が美味しいッス。

先日の福喜多さんは私好みのお酒が揃っており、
テンションが高まりました。


まずは鷹勇・純米吟譲なかだれを冷酒で。
これぞ純米吟譲。
f0215709_1815160.jpg


2杯目は神亀・山廃ひやおろしを燗で。
完全発酵した力強さを感じます。
f0215709_1815677.jpg


締めの喜楽長・辛口純米の燗。
辛いだけじゃない、滋味深さ。
f0215709_18243329.jpg


竹鶴、天の戸、旭菊など他にも気になるお酒があったけど、ほろ酔い頃でSTOP。

昨今は無ろ過生原酒、生酛・山廃系が目に付くことが多いですが、
僕は火入れして、熟成した軽快・辛口のお酒が好きですね。
流行に流されないで、一本筋の通った日本酒を醸し続けていただきたいものです。

いい日本酒を楽しめました。



PS.
今週はエチオピア・シダモを焙煎しました。
  
[PR]
by lisarb_coffee | 2012-11-09 18:25 | 日本酒 | Comments(0)